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ヒデキとうどんと私
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江坂の大塚屋へ行った。服飾学校で仲が良かったヒデキと2人で、まだ卒業して間も無い頃によく行った生地屋。あれから20年近く経つけど、各階ごとに展開されるラインナップもお店の雰囲気も当時と変わっていなかった。紙袋のミステリアスなイラストもそのままで、チリチリのウェイビーヘアの女性が随所に散りばめられている。このデカダンなムード漂う女性の紙袋を提げて、閉店のアナウンスを聞きながら店を出るときに感じる先行きの不安さも夕暮れ時のこの街の物悲しさもあの頃と変わらない。

ヒデキからLINEが入った。新メニューの試食に来てとのことだった。あの頃の私たちも確か携帯は持っていただろうけどやりとりは何を使っていたんだろう。メールって存在してたっけ。こうも時間が流れると明確に覚えていることもあれば、すっかり記憶から消えていることだってある。でもとにかく私は新メニューを食べに向かう。あの頃一緒に服を作っていたヒデキは今や行列のできるうどん屋の店主だ。

新メニューは冷たいうどんに熱いつゆをかけるものだった。他店では既にあるものかもしれないけど、ヒデキにとっては初の試みらしい。名前がまだ決まっていないというので“おあつ”というのはどうかと提案してみた。ネットで検索したけどそう呼ばれるうどんはまだないようだった。この案が通って20年もしたら“おあつ”はうどん界のスタンダードになっているかもしれないじゃないか。

白髪になった私は決して歳をとることのないデカダン女の紙袋を提げて街を歩いているのかもしれない。そしてシワシワになった手でうどんを作るヒデキと夜になっても遊び続ける。

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戎橋筋のとらやも、40年前と一緒の紙袋。
布地の切れ端と手書き伝票を筒に入れて、真空のパイプで4階倉庫にシュポッ!て吸い上げる。
レジで待ってたら、横のかごにドン!て布のかたまりが落ちてくる。
ずっとあのハイテクが続いてると知って、うれしくて爆笑してしもた。

おあつ、食べてみたい!!
| のぐ | 2015/02/07 10:51 PM |
冷静と情熱のあいだ
というのはどうですか?
| 部屋とYシャツと私 | 2015/02/07 11:10 PM |
のぐさん
とらやのアレも健在なんですね。ハイテクのようなローテクなアレ!
| 山田 | 2015/02/10 8:57 PM |
部屋とYシャツと私って歌ぞっとしますね
| 山田 | 2015/02/10 8:58 PM |









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